量子ビームは基礎研究から応用研究、また産業にわたる広い分野において、研 究開発を支える重要なツールとして、欠かせない役割を担っています。KEK 放 射光科学研究施設(PF)と J-PARC 物質・生命科学実験施設(MLF)は比較的 近い距離に位置し、放射光・陽電子と中性子・ミュオンのそれぞれの特徴を活か したマルチプローブ利用による新しいサイエンスも広がりを見せています。 2015 年度から始まった量子ビームサイエンスフェスタは、施設スタッフとユ ーザーとの情報交換の場であるだけでなく、異なるプローブを用いる研究者間 の交流を通して、将来の量子ビーム利用研究のあり方を考える場となることを 目指して開催されてきました。今年度のフェスタはオンラインでの開催となり ますが、3 日間の開催で PF および MLF 両施設のシンポジウムに参加できる構 成となっています。また、ユーザーグループ等の会合の場もフェスタ前後の期間 に(オンラインで)提供します。最先端の研究発表や参加者同士の交流を通じて 研究の幅を広げるとともに、将来の量子ビームサイエンスについて活発に議論 いただきたいと考えております。 多数の皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。
2020 年度量子ビームサイエンスフェスタ 実行委員長 松垣直宏
実行副委員長 川崎卓郎
名称:2020 年度量子ビームサイエンスフェスタ 日時:2021 年 3 月 9 日(火)、10 日(水)、11 日(木) 会場:オンライン開催 (Zoom のウェビナー、ミーティング、ブレイクアウトルームを使用予定)
主催:高エネルギー加速器研究機構物質構造科学研究所
J-PARC センター
総合科学研究機構(CROSS)
PF ユーザーアソシエイション(PF-UA)
J-PARC MLF 利用者懇談会 後援(予定):茨城県、東海村、つくば市 協賛(予定):日本物理学会、日本放射光学会、日本中性子科学会、日本中間子科学会、日本結晶学会、日本高圧力学会、日本表面科学会、日本陽電 子科学会、中性子産業利用推進協議会、日本化学会、日本加速器学会、 高分子学会、日本金属学会、日本機械学会、日本鉄鋼協会、日本原子力 学会、応用物理学会、日本地球惑星科学連合、日本材料学会、日本放射 化学会、日本磁気学会 他 参加費:無料
参加のみ及びポスター発表の申込方法: サイエンスフェスタ Web ページの参加申し込みサイト(12 月下旬開設予 定)よりお申し込みください。 (開催案内ページ:http://qbs-festa.kek.jp/2020/1stcircular.html) 問い合わせ先:量子ビームサイエンスフェスタ事務局 (qbsf2020-office@ml.post.kek.jp)
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