開催趣旨:
放射光、陽電子、中性子、ミュオンといった量子ビームは、学術から産業応用に及ぶ幅広い研究分野を支えるツールとして欠かせない役割を担っています。そしてこれらの量子ビームを生み出すKEK放射光実験施設とJ-PARC物質・生命科学実験施設は比較的近い距離に位置し、それぞれの特徴を活かした相補的な利用による研究も広がりを見せています。
2015年度から始まった量子ビームサイエンスフェスタは、こうした施設のユーザーと施設との情報交換の場のみならず、異なる量子ビームの垣根を超えて今後のサイエンスを考える場の提供を目的に開催されてきました。今回のフェスタは3日間の開催とし、放射光実験施設ユーザーと物質・生命科学実験施設ユーザーが両施設のシンポジウムに参加できるようにすることで、交流の活性化を図ります。さらにユーザーグループ等の会合の場を提供します。参加者の活動を活性化する場として活用していただければと考えております。
5回目となる今回のフェスタは、3回目と同様に梅咲き誇る季節に水戸市で開催いたします。春の香りを感じつつ交流を深め、量子ビームを用いたサイエンスの発展を図りたいと考えております。
名称:2019 年度量子ビームサイエンスフェスタ
日時:2020年3月12日(木)、13日(金)、14日(土)
会場:ザ・ヒロサワ・シティ会館(茨城県立県民文化センター、水戸市)
主催:高エネルギー加速器研究機構物質構造科学研究所、J-PARC センター、総合科学研究機構(CROSS)、PFユーザーアソシエーション(PF-UA)、J-PARC MLF利用者懇談会
後援(予定):茨城県、東海村、つくば市
協賛(予定):日本物理学会、日本放射光学会、日本中性子科学会、日本中間子科学会、日本結晶学会、日本高圧力学会、日本表面科学会、日本陽電子科学会、中性子産業利用推進協議会、日本化学会、日本加速器学会、高分子学会、日本金属学会、日本機械学会、日本鉄鋼協会、日本原子力学会、応用物理学会、日本地球惑星科学連合、日本材料学会、日本放射化学会、日本磁気学会 他
参加費:無料
参加申込方法:シンポジウムWebページ(https://mlfinfo.jp/sp/qbs-festa/2019/)の参加申し込みフォーム(12月上旬開設予定)よりお申し込みください。
ポスター発表:ポスター発表をご希望の方はシンポジウムWebページの参加申込フォーム
(12月上旬開設予定)よりお申し込みください。
懇親会:2020年3月13日(金)フェリヴェールサンシャイン水戸にて開催。
会費等の詳細はシンポジウムWebページにてご確認ください。(後日掲載予定)
問い合わせ先:量子ビームサイエンスフェスタ事務局(qbsf2019-office@cross.or.jp)
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