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2023年度‐会長挨拶「サイエンス・ダイバーシティの推進と学会の見える化の実現」

更新日:2023年4月3日

 会員の皆様におかれましては平素より学会活動に多大なご協力を賜り、心よりお礼申し上げます。2023年4月より会長を拝命いたしました理化学研究所の大竹です。会員の皆様のご活動を支援し、明るい未来を感じることができる学会への発展に全力で取り組んでまいります。

 日本中性子科学会は、2001年の創立から22年を経ており、新たなビジョンやアクションプランの策定・実行が益々重要になっています。

 これまでの学会の歩みを顧みつつ、幅広くアカデミア/インダストリ領域を取り込むことで、SDGsにも貢献する活力ある中性子科学を推進していきたいと考えています。

 このため、学会活動の見える化を目指し以下の活動を推進することで、多くの会員が参画し協働できる学会としていきます。

・基礎/応用、大型/小型施設、ユーザー/装置サイエンティスト(リサーチャー/テクニシャン)、理工学/人文社会学、など多様なアクターをエンカレッジする「サイエンス・ダイバーシティー」を推進します。

・常設委員会・特別委員会・部会・WGのレビューや改善等を行うことで、より多くの会員の利益となる、未来に向けて実行力のある学会を実現します。

 これらの活動を通じて、会員が学会活動に参画できる風土を作ります。また、会員同士の交流を大切にしてまいります。皆様のご意見やご要望を、学会の発展につなげてまいりますので、どうぞお気軽にお声掛けください。明るい未来作りには、会員の皆様とのつながりが不可欠です。なにとぞ、さらなるご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。


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